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2015-02-05 08:53    miumiu長財布スタッズ
 電話で、用件は伝えてあった。 「まあ、離婚ですって!」  迎えた衿子は、びっくりしていた。 「ここでは、ゆっくり話もできないわね。さ、奥にいらっしゃい」  岸本衿子は、ブティックの奥の事務室に亜希子を通して、飲みものを作った。店は流行(は や)っているようだ。伊予商人の血をひく叔母は、センスもいいし、なかなかの美人だし、商売がうまいのである。 「ねえ、いったいどうしたのよお。慎平さんに愛人でも出来ちゃったの?」 「ええ。いるみたいなの」 「そりゃあ、さあ、慎平さんは会社を経営してるから、お得意さんをバーやクラブに案内するでしょう。親しくしている女の一人や二人、お店に作っておかなければ、不都合なのよ。それをいちいち、あなたが怒って嫉妬したり、離婚をいいたてたりするのは、大人(おとな)気(げ)ないと思うわ」 「叔母さん。それは、違うのよ。離婚は、むこうから切りだしたのよ。彼、会社をたたんで、愛人と駆け落ちしようと考えてるみたい」 「へええ。慎平さんがねえ——」  衿子は、とたんに亜希子の顔をしげしげと見つめ、「でも、ヘンね。亜希子。あんたの方でも何か仕でかしたんじゃないの?」 「え?」 「浮気とか不倫とかさあ。それが慎平さんに、ばれたんじゃないの?」  亜希子は、たじたじとなった。 「いいえ。私のほうには——」 「何もないというの? ほんとうに亜希子のほうには、思いあたることはないの?」  亜希子は、俯いてしまった。  正面からそうきかれると、断じてないとは言いかねる。人妻がほかの男を愛した、いわゆる不倫ではないにしろ、直彦との間違いは、明らかに不貞のひとつである。